はじめての歯みがき
2023.02.24
「はじめての歯みがき」は「歯が生えたら」
赤ちゃんに歯みがきを始める時期は、下の前歯が生えてくる生後6ヵ月くらいが目安です。その前から、少しずつ歯みがきに慣れてもらうように準備をしておくといいでしょう。
赤ちゃんにとって、歯みがきは上からのぞきこむ姿勢や、普段触られることに慣れていない口の周りを触れられたり、歯ブラシが口の中に入り込む慣れない体験です。いきなり歯みがきをすると、びっくりして口を開けてくれない場面もありますから、歯みがきの姿勢や口の周りを触れること、口に歯ブラシが入ってくる感触にも少しずつ慣れてもらいましょう。
「はじめての歯みがき」は慣れることが目標
まだ歯が1~2本くらいしか生えていない時期は、だ液が歯の汚れを自然と洗い流してくれるので、むし歯になりにくい口内環境です。ですから「毎回しっかりと歯をみがかなきゃ!」と神経質になりすぎなくても大丈夫。まずは赤ちゃんが歯みがきに慣れてもらうことを目標にしましょう。
ただし1歳を過ぎると、前歯や奥歯が生えそろってきて、「歯と歯の間」や「奥歯のみぞ」に汚れが残りやすくなります。しっかりみがいてあげましょう。
同じ生活のリズムで歯みがきをすることで赤ちゃんも安心
赤ちゃんが歯みがきに慣れるためには、なるべく同じ時間帯に、同じ姿勢で行うことも大切です。
たとえば「夜ご飯を食べた後に、洗面所の前で、タオルを敷いて赤ちゃんをゴロンと寝かせてみがく」など、毎日の歯みがきをする流れを決めて生活リズムを作ってみてください。
ママが歯ブラシを持つ前に、まずは赤ちゃんが歯みがきの姿勢に慣れることを目標にしていきましょう。イラストのように、赤ちゃんをゴロンと寝かして、ママが上からのぞきこむようにします。
この姿勢は口の中がよく見えるので、歯の汚れを取りやすく頭もふらつかないので安全です。ママと手遊びなどをしながら、楽しく慣れさせていきましょう。
ちなみに、向かい合わせの姿勢は赤ちゃんの頭がフラフラと動いて危なかったり、口の中が見えにくく、みがき残しがでやすいので歯みがきにはおすすめできません。
口の周りに触れられることに慣れる
赤ちゃんと手遊びをしながら、口の周りをチョンチョンと触り、少しずつ触られることに慣れさせていきます。
歯ブラシに慣れる
次はいよいよ、歯ブラシを口に入れる練習です。最初は歯にチョンチョンと歯ブラシを当てたりして、少しずつ歯ブラシの感触に慣れさせてあげましょう。
歯ブラシを上手にできるようになるにはコツがあります!
なごみ小児歯科クリニックにて一緒に楽しく歯みがきしていきましょう♪
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